尺八奏者・神永大輔とその嫁、箏曲家・神永瑞穂の音楽と生活

 神永大輔の和楽器バンドでの活躍

神永大輔は和楽器バンドの尺八奏者として重要な役割を果たしています。バンドは2013年に結成され、神永大輔を含むメンバーが、伝統的な和楽器と現代の洋楽器を融合させた独特な音楽スタイルで知られています​​。和楽器バンドは、尺八、箏、津軽三味線、和太鼓などの和楽器に、ギター、ベース、ドラムといった洋楽器を加え、詩吟の師範がボーカルを担当するというユニークな編成で構成されています​​。

このバンドは、2014年にメジャーデビューを果たし、VOCALOID楽曲のカバーで構成されたアルバム『ボカロ三昧』をリリースしました​​。その後、国内外で多数のライブ活動を行い、海外公演も成功裡に行われています。特に、2015年には念願の地上波テレビ初出演と生演奏を『ミュージックステーション』で披露し、その年の9月には2ndアルバム『八奏絵巻』をリリースして、オリコンチャート1位を獲得しました​​​​。

さらに、和楽器バンドは日本武道館や横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナなど、大規模な会場での単独公演を成功させています​​​​​​。これらの活動を通じて、神永大輔は和楽器の魅力を広く伝える重要な役割を担い、伝統音楽と現代音楽の架け橋となっています。